スロー・イズ・ビューティフル【2】

第九章 住み直す

プラグを抜くとは快楽を取り戻すこと

テレビゲームや携帯電話なしには友達付き合いもできない、それ以外に快楽はありえないという強迫観念が支配する。
本当の意味の快楽を取り戻すこと。
快楽、楽しさ、幸せ、感じる能力、それらを発展させる。その意味でプラグを抜くとは快楽主義的な行為。

第十章 スロー・ボディ、スローラブ

簡単な振動で骨が折れる骨所形成不全という病気で寝たきりの方が愛媛県から大阪までベッド式車いす(ベッド付き手押し車)で1人で来られた。
通行人に頼みリレー形式で目的地にたどり着く。
車いすには大学ノートと鉛筆がぶら下がっている。
移動を手伝ってくれた人に、記載を頼むためのもの。
それは旅の記録、出会いの記録であり縁のかたち。

自分の行動が他人への迷惑だと考えてそれを避けようとするば、家の中で寝たきりの一生しかない。人生に多少の迷惑のかけ合いはつきもの。骨がいつどこで壊れるかもしれないが自分は外へ飛び出して人に迷惑をかけながら生きていく方を選ぶんだ と。

自立、自立というけど自分で何でもできる人が一人前の人間だなんて思ってしまったら大間違いや。

一生懸命になって骨身を削ってやってる自立というのは自立じゃなくて実は孤立だったんだ と。

―この自分をまるごと、今あるがままに受け入れることのできる幸せ―
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by jabit0505 | 2012-11-22 17:15 | | Comments(0)