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君を幸せにする会社

君を幸せにする会社 天野敦之

温泉リゾートホテルの二代目社長となった、クマ太郎の赤字経営の苦労から黒字経営になるストーリー。

出てくる人物が動物の名前なのが可愛い。


利益はお客様の幸せの対価であり、自分はお金のためだけじゃなく人の幸せのために働いている。

今までは働く目的はお金を稼ぐことだった。自分の時間を常にお金に換算していた。だからお客様はお金にしか見えなかったし、仕事も楽しくなかった。いかに効率よく仕事するかばかりを考えていたし、お金に結びつかない仕事は避けていた。お金にために仕方なく仕事をしていたのだ。


しかし幸福は外に求めるものではなく幸福は自分の中にあった。
幸福の源は身の回りにあふれていて、そこに意識を向け感謝できるかどうかの違いだけだったのだ。

他者と競ったり比較したりすることから自由になれば、すべてに感謝の心をもって幸せに生きることができる。
他者と比較するのではなく、常に昨日の自分に克つよう努力し続ける。
むしろ他者に勝ことよりも自分に克つことのほうが難しいかもしれない。

物事には全て陰と陽の二面がある。
どちらから光を当てるかの違い。


どんな本にも共通して書いてあるのは、自分の利だけではなく自分も人も喜ぶこと。

そう思える人たちがたくさん増えていけば自ずと平和になるのでしょう。
by jabit0505 | 2014-06-10 17:36 |