二千七百の夏と冬

二千七百の夏と冬 上 下 著者:荻原浩

この方の本は以前、「僕たちの戦争」という本を読んだことがあった。
今回の二千七百の夏と冬を読んで、ますますファンになった。

2011年震災が起きた年に縄文時代の男女の遺骨が見つかった。
男性は縄文人、女性は弥生人。二体はどのように出会い、
どのように命を落としたのか。二冊の本を二日で読破した。

縄文時代の狩りの暮らし、自然、山や海の神を敬う心、動物たちへの畏敬の念。
現代人には足りないのかもしれない。

「もしかしたら人間は、何もかもを最初から神に与えられたのではなく、一歩一歩、火を使うことを知り、道具のつくり方や使い方を覚え、狩りや魚獲りの知恵をたくわえてきたのではないだろうか。失敗を重ね、工夫を繰り返し、人のやり方を真似たり、自分なりに変えてみたり。
だとしたらいつか弓や槍よりも強力などんな獣でも一撃で倒せる道具が生み出されるかもしれない。永遠に燃え続ける火を手に入れるかもしれない。
神と同じような力を持つことだって出来るんじゃないか」

人間は進化し続ける生き物、この本を通して、著者から現代人はこのままで良いのか?というメッセージが含まれているように思う。

「歴史をつくっているのは国家や政治じゃない。歴史は恋がつくっているのだ」
男女は出会わず、子どもは生まれない。歴史はなくなってしまう。


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by jabit0505 | 2014-08-20 08:00 | | Comments(0)
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福岡在住のジャイアンツファン 本とヨガをこよなく愛しヨガ哲学を学ぶ。傾聴やタロットと出会い精進中。 


by jabit0505
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