人は皆、土に還る

人は皆、土に還る

著者:曽野綾子

『お棺は紙箱でいい』の章より

著者のお母さまが亡くなられて棺に入っているのを見て従兄が

「もったいねえなあ。こんな立派なお棺に入れちゃって。これだけの木を僕にくれれば、いい箪笥をつくるのになあ。」

くすっと笑えた。

従兄さんは徹底した科学的な物の考え方をする方だそう。

従兄さんに言わせれば、人間が死んで、それを燃やすなどというのは、とんでもない地球温暖化規制に反する行為だと。

第一にそのために木を燃やしてしまう。
お金がある人ほど立派な分厚いお棺を燃やすわけだからそれだけ材木も使い、燃料も使うことになる。

「人間は死んだら然るべき工場に運んで全部、分解すりゃいいんだよ」

骨はカルシウム、あとはアミノ酸や何かの立派な肥料として使えるそうです。

「ナチスの強制収容所じゃないんだ。きちんと医療を受けて家族に愛されて息を引き取ったあとの人間は、そこでもう一度お役に立てばいいんだ。」

この意見には賛成。

私は献体で使ったもらったあと、火葬後、好きな場所に散骨も憧れるな。
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by jabit0505 | 2017-01-27 17:10 | | Comments(0)