2017年 10月 10日 ( 1 )

古都再見

著者: 葉室麟

福岡生まれの葉室麟さん、2年前から京都に在住されていらっしゃるとは。

始めと終わりに、人生の幕が下りる。と書かれている。

『これまで生きてきて、見るべきものを見ただろうか、という思いに駆られたからだ。中略、幕が下りるその前に見ておくべきものは、やはり見たいのだ。』


誰しも人生には幕が下りる時が来るのだけれど、その日がわかると人生設定がやりやすいように思う。

『お茶に関わる話を書くようになったのは、千利休始め、山上宗二、古田織部などの名だたる茶人が非業の死を遂げたのはなぜだろうか、という疑問を抱いたからだ。』

葉室麟さんのたくさん書かれた本の中にも登場する。


『東日本大震災の復興はいまだならず、福島の避難住民は故郷に帰ることができない、それでも東京オリンピックに血道をあげる為政者のことを思い出した。餓死者の山をかたわらに趣味生活にふけった足利義政とどこが違うのだろう。』


浅田次郎氏のエッセイにも東京オリンピックのことを同じようなニュアンスで書かれていたと思う。オリンピックはただの大運動会に過ぎないことを世界中の人たちがわかるべきではないか。お金をかけるべきところにかけようとは思わないのか?しっかりしましょう!

京都に行きたい!
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by jabit0505 | 2017-10-10 08:20 | | Comments(0)