カテゴリ:本( 79 )

世界の果てのこどもたち

著者:中脇初枝

もしも今、幸せを感じることなく不平不満の方が先に立つのならばぜひとも読んでほしい。

そうでなくても平和ボケしている現在に生きる私たちは読んだ方が良い。

とは書いたものの、途中、胸が痛み最後まで読むことが出来るだろうかと感じてしまった。

日本人、朝鮮人、三人の女の子たちの戦時中からの生涯を描いている。

読みながら『どうか幸せになって』と何度も思った。

今現代、電気、水道、生活は便利になっていく一方で昔とは違うストレスというものがあり生きやすいようで生きにくい世の中だけれど、何日も物が食べられなかったり、今日明日まわりで何人もの身内や近しい人たちが亡くなってくことや生死に関わることはそうない。

今に生きている自分たちに感謝以外何もない。

自分が持っているひとつのおにぎりを三人で分けたとき、大きなかたまりを二人に、あげられる人間になろう。

『いくらみじめで不幸な目に遭ってもね、享けた優しさがあれば、それを覚えていれば、その優しさを頼りに生きていけるのね。それでその優しさを贈ることもできる。』

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by jabit0505 | 2016-06-09 08:00 | | Comments(0)

無双の花

著者:葉室麟

筑後柳川一三万石の領主立花宗茂

秀吉に気に入られ、徳川秀忠、家光からの寵愛を受け、伊達政宗、真田信繁(幸村)と同輩の武将。

正室の誾千代、側室の八千子から支えられ、波瀾万丈ではあっただろうけど
素晴らしい人生だったように思う。

この時代、それぞれの武将が“義”を重んじている。

真田は『義は生き抜くこと』

立花宗茂は『立花の儀だけは守り通す』

家康は改めて素晴らしい人物だと思った。

『誇れるような戦をして勝てばまた戦がしたくなる。』
これは信長や秀吉にならっているのだと思う。

『わしの旗印を<厭離穢土欣求浄土おんりえどごんぐじょうど>としておるのは汚れしこの世を厭い、清き世を求めてのことじゃ。この世から戦を無くさねばならぬと思えばこそ、わしは汚い手を使うてでも天下を取らねばならぬと意を決したのじゃ。跡を継ぐ者にかような戦をしたいと思わせぬようにわしは手を尽くす。秀忠を跡継ぎにいたしたのも戦が下手だからじゃ。秀忠は無用の戦はせぬであろうゆえな。』

葉室麟さんが書かれる主人公は常に義を重んじ、読む人をも魅了する。

読むたびに心にずっしりと響き、終わりに近づくのが寂しくなる。

時代小説をドラマ化、テレビ化すれば、世の中少しは良くなるのではないかと思う。

世のため、人のために生きている姿を書かれている葉室麟さんのたくさんの本たちを政治家に方々に送って差し上げたい。

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by jabit0505 | 2016-06-01 18:00 | | Comments(0)

潮鳴り

ひとはおのれの思いにのみ生きるのではなく、ひとの思いをも生きるのだ。
わが命は、自分をいとおしんでくれたひとのものでもあるのですね。

生きてください
生きてください
そして見せてください
櫂蔵様の花を
落ちた花がもう一度咲くところを
だから生きてください
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by jabit0505 | 2016-05-24 08:30 | | Comments(0)

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい 著者:住野よる

命、生きているということに重みのある本。
一時も無駄には出来ない。感無量。
若い世代から年齢関係なく多くの人に読んでもらいたい本。

言葉は往々にして、発信した方ではなく、受信した方の感受性にゆだねられている。

「違うよ。偶然じゃない。私たちは、皆、自分で選んでここに来たの。君と私がクラスが一緒だったのも、あの日病院にいたのも、偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ。」

生きるってのは、きっと誰かと心を通わせること
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by jabit0505 | 2016-04-07 17:50 | | Comments(0)

春雷

春雷 著者:葉室麟

「夜空に一番早く出る星は、友もおらず寂しかろう。それでも一番星として昇るのは、勇気があればこそだ。
だが一番星もほかの星がでてくれば紛れてしまう。何のために真っ先に昇るのかわからぬ。」

「たとえ毒でも、薬になるときもありましょう。何もせず、毒にも薬にもならぬ者よりは役にたつのでは。」

「人は他人を語るときに、おのれを語るもののようだ。世を嫌いながら世のために働きたいと思うているのではござらぬかな。」

「正義とは建前や理屈ではない。ひとが何事かをなしとげ、作り上げるために、たがいに助け合って苦しみを分かち合い、ともに生きることだ。」

「わたしの命はそなたと娘のためにあると思っておる。その命をかけて、名君気取りの殿よりもなお、この藩のために役立ってやろうと思った。名君の名などいらざるものだ。
大切なのは日々を生きる人々の命だ。」
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by jabit0505 | 2016-01-07 17:47 | | Comments(0)

靴の裏を拭く
玄関の三和土を毎日拭く
タタキとは神社の鳥居みたいのもの→神社に参拝するとき鳥居をくぐることによって穢れや厄を落とすことができる。
幸せは玄関からやってくる

寝る前にときめきスクラップブックを眺める
ときめくモノとの出会いは貴重。

健康とはつまり巡り
おうちの中のツボがどこにあり、漂っている空気の巡りがどうなっているか。
おうちのツボは玄関・中心・水まわり。
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by jabit0505 | 2015-12-03 17:43 | | Comments(0)

殉愛

私は百田尚樹さんの本が好きで出された本ほとんど読んでいる。

世間ではいろんな批判などがあったと聞いた。

私には何が真実なのかは関係なく、ほとんど何も調べることなく
百田尚樹さんが好きだから読んだ。

プロローグを読んだとき、これは絶対読まなきゃと思ったけれど
途中で何度か読むのをやめようかと思ったときもあった。

この本を読む時は世間のことやプレビューなどを見ることなく
自分の感性で読んでほしい。

私は、女の敵のようなタイプのたかじんさんに尽くすことはできないけど、最期に身体やお金の関係でない女性と出逢えて幸せだったと思う。

奥様の、これからの人生を幸せに進んでいかれることを私は願うばかり。

人生は、お金、仕事、遊び以上にいかにたくさん出逢えるかということだと思う。

私がもっとも心に残ったところ

P282 医師の余命についての質問の答え

P408 最後に残したメモ

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by jabit0505 | 2015-03-19 07:50 | | Comments(0)

フォルトゥナの瞳

フォルトゥナの瞳 【百田尚樹】

百田尚樹さんに本は出版された本ほぼ全て読んでいるけど、
この人の感性や持っている引き出しの多さは素晴らしい。

私はこの主人公の人物が好き。
もっと自信を持ってほしいけれど。
愛する人に本当のことを打ち明けていたら・・・
愛する人が自分と同じかもしれないとは考えなかったのだろうか・・・

この言葉はある人物が主人公に話した言葉

「人間というのは自分がいつ死ぬかがわからない。まあ、末期ガンにでもなれば別だがな。しかし、もし自分の人生が三十歳で終わるとわかっていたなら、誰でも違った生き方をするだろう。だが幸か不幸か、終わりがいつ来るかはわからない。で、たいていの奴が水を薄めたみたいな生き方をしている。やりたいことや夢は誰でも持っているが、本気でそれに向かって進む奴は少ない。なぜかと言えば自分には時間がたっぷりあると信じているからだ。何の根拠もなく、な」

日々、一期一会。

人生の目標をもっていてそれに進んでいる人は私を含め周りにもたくさんいる。
実際、その通りに夢を叶えていけている。
自分の将来設計にある程度の自分の最期を設定して生きていくことは大事なことだと思う。
生まれた瞬間から死に向かって進んでいるのだから。
明るく楽しく最期を迎えれるように日々、一期一会!

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by jabit0505 | 2015-02-24 08:30 | | Comments(0)

燃えよ剣 上 下

燃えよ剣 上 下 著者:司馬遼太郎

私は戦国時代は興味あったけど、幕末の時代がなぜかわからないけど好きではなかった。
特に坂本竜馬の良さが良くわかっていない。

この本は新撰組局長 近藤勇、副長 土方歳三 沖田総司が描かれていて土方歳三の生涯がメインになっている。

読み始めのころは土方歳三という人があまり好きではなかったけど読み終わる頃にはとても好きになっていた。

闘うためだけに生まれてきたような無愛想な男がお雪さんと出会い饒舌になり人間らしさが出てくるところがたまらない。

表舞台は近藤勇、「あんたは総帥だ。生身の人間だとおもってもらっては困る。奢らず、乱れず、天下の武士の鑑であってもらいたい。」自分は巧妙な采配で影の立役者。
天性のカンもさることながら最後の徳川将軍、慶喜のために何の義理もないであろうが、決めた方針、芯の曲げないところが素晴らしい。生涯、喧嘩師だったと言われればそうなのでしょう。

おれにゃあ弾は当たらない、その信念も素晴らしく、同じこと言っていた中村天風さんを連想した。
最後は誰のためでもない、自分自身のために闘い35歳の人生を全うした。

歳が総司に言った、「来世もし生まれ変わるとすればお前のような人間になって出てきたいよ」「さあ、どっちが幸福か。わかりませんよ。もってうまれた自分の性分で精いっぱいに生きるほか、人間、仕方がないのでしょうか」

沖田総司似の市村鉄之助という若者への愛情、
心意気や情景を思い浮かべてはたくさんのシーンで感極まり涙した。

とてもとても素晴らしい本。出会えて良かった。

解説の中で
この乱世の幕末は、さまざまは辛酸をなめて、多くのものを破戒し去り、そして新しい時代を創造したのである。

私の好きな言葉、諸行無常である。

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by jabit0505 | 2014-10-27 17:35 | | Comments(0)

私の財産告白

私の財産告白 著者:本多静六

金儲けは理屈ではなくて、実際である。
計画でなくて、努力である。
予算でなくて、結果である。

その秘伝となると、やっぱり根本的な心構えの問題となる。

慶応2年(1866年)生まれの方が書かれた本。

努力で財産を作り上げ、慈善寄付をされた、「人生即努力、努力即幸福」といった人生観を持たれたこの方の本と出会えたことに感謝。

「失敗無きを誇れるなかれ、必ず前途に危険あり。失敗を悲しむなかれ、失敗は成功の母なり。禍を転じて福となさば、必ず前途に堅実な飛躍がある」

私のここに賛する金儲けとは、ちゃちな意味のものではない。もっと永続的な、もっとモラルな、もっと社会的意義のある成功を指すのである。儲けること―それは一人金銭上の儲けをいうばかりではなく、道徳上にも、教育上にも、生活上にも、社会奉仕上にもウンとプラスにすることをいうのである。

世の中にはおのれの欲せざる処を人に及ぼし、おのれの欲する処を人に施さず、自分だけは少しでも多く儲けたいが、人に儲けさせるのは一文でもイヤといった類の者をみかるが、そんなのに限って大成した例はほとんどないようである。
徳(徳)は弧ならず、必ず隣有りで金儲けもまた必ず相身互いでなければならない。
儲けようと思えば人にも儲けさせ、人に儲けさせれば自然に自分も儲かってくるという寸法である。

いろんな本を読むけれど、お金儲けに限らずなんにでも相応するのではないかと思う。金儲けの方法はこの本やその他たくさんの節約法や株、投資などの本もあるのでいろんな本を読んで自分で取捨選択して決めていけば良いと思う。

結局、起業したりお金儲けは何のためにするのか?そこだと思う。

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by jabit0505 | 2014-10-24 08:00 | | Comments(0)