福岡在住のジャイアンツファン 本とヨガをこよなく愛しヨガ哲学を学ぶ。傾聴やタロットと出会い精進中。 

by jabit0505

カテゴリ:本( 96 )

古都再見

著者: 葉室麟

福岡生まれの葉室麟さん、2年前から京都に在住されていらっしゃるとは。

始めと終わりに、人生の幕が下りる。と書かれている。

『これまで生きてきて、見るべきものを見ただろうか、という思いに駆られたからだ。中略、幕が下りるその前に見ておくべきものは、やはり見たいのだ。』


誰しも人生には幕が下りる時が来るのだけれど、その日がわかると人生設定がやりやすいように思う。

『お茶に関わる話を書くようになったのは、千利休始め、山上宗二、古田織部などの名だたる茶人が非業の死を遂げたのはなぜだろうか、という疑問を抱いたからだ。』

葉室麟さんのたくさん書かれた本の中にも登場する。


『東日本大震災の復興はいまだならず、福島の避難住民は故郷に帰ることができない、それでも東京オリンピックに血道をあげる為政者のことを思い出した。餓死者の山をかたわらに趣味生活にふけった足利義政とどこが違うのだろう。』


浅田次郎氏のエッセイにも東京オリンピックのことを同じようなニュアンスで書かれていたと思う。オリンピックはただの大運動会に過ぎないことを世界中の人たちがわかるべきではないか。お金をかけるべきところにかけようとは思わないのか?しっかりしましょう!

京都に行きたい!
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by jabit0505 | 2017-10-10 08:20 | | Comments(0)

竜宮城と七夕さま

著者: 浅田次郎


過去に『壬生義士伝』『日輪の遺産』などの素晴らしい作品を読んだことあったのだけど初めてエッセイ本を読んだ!

こんなに面白い方だったとは!

宗教観も!本物の小説家さんとはこのような方をいうのだと思う。


ウニは二百歳の個体も存在すると判明。しかも、百歳を超えても生殖能力はなお盛んなのだそう。

人類が万物の霊長だと信ずることの愚かさである。私たちは、さまざまな進化を遂げた生命体の一個種に過ぎない。

神が人間を択ぶのではなく人間が神を択ぶ日本人の作法には、人情にまさる信仰などあってはならないと信ずるからである。

映画やテレビよりも小説が好きだった理由は小説には具体的な強制力がなく、自分勝手な思考と想像が可能だからである。また優れた小説ほど、その可能性も大きい。

この文章にはなるほど!!と思ってしまった!!

そうなのです!想像の世界が好きな人はきっと小説の方が好きなのかも!
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by jabit0505 | 2017-09-27 17:45 | | Comments(0)

戦国武将の辞世

著者: 加藤廣

75歳で歴史小説を書き始められて今年87歳になられるそう。

歴史をとことん追求されるのが伝わってきた。

とくに赤穂浪士の討ち入りの日!素晴らしい!

この本で書かれていない武将たちの続編も読んでみたい。

・織田信長

私もやはり好きじゃない。

私もこの著者の方と同意見。世の中がなぜ信長を評価するのか全くわからない。

ネチネチした、気の小さい、癇癪持ち

・上杉謙信:成功の三条件と言われる天の時、地の利、人の和

金儲けに一生を捧げ、財産を築いても、なお死ぬまでガツガツと働き、

そのポストにしがみつく人々の多い今の世の中にそれこそ

【頂門の一針(厳しい戒めのたとえ。頂門=頭の頂き】

やはり信仰心、自分の中の神様、自在神は誰しも必要ではないのか?

それが生きて行く上での強みになるは?と私は思う。

・武田信玄

『雨月物語』信長の器量、人にすぐれたれども、信玄の智に及ばず。
謙信の勇に劣れり。これは信長の死後、二百年近く経って書かれたものだそう。

・毛利元就

三本の矢「兄弟三人が力をあわせれば、三本の矢同様、毛利家は折れない。永続することができる。」

ただただ武略、計略、調略のみをひたすら考えよ。

・足利尊氏

遠祖義家が遺言状に「自分は七代後の子孫に生まれ変わって必ず天下を取る」と書き残したらしく、しかしその七代目の家時は実現できずこれを恥じて自害。

またその自害の時に「我が命を縮める代わりに、自分の三代後までに必ず天下を取らせて欲しい」との願文を残したという。その三代目が尊氏。

・徳川家康

昭和は何一つ「家康という最高の日本史の先例」から学ばなかったのである。

・黒田長政

黒田官兵衛の息子。

官兵衛が一年以上、行方知れずになったとき、信長が怒り、人質として捕らえていた息子の長政を殺すことを秀吉に命じたが殺さぬよう嘆願し続けたらしい。

命の恩人の秀吉が死ぬとあっさり徳川方に転向したらしい。

「異見会」システムも面白くとても興味深い人物。

・直江兼続

関ヶ原の戦で敗れ与えられた二千石、これをことごとく自分の家臣に分け与え以後、五千石のみで余生を生きられた。やはり素晴らしい方。
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by jabit0505 | 2017-09-21 17:30 | | Comments(0)

君が夏を走らせる

著者 瀬尾まいこ

この方が書かれた本を10年くらい前に2冊ほど読んだ記憶がある。

この本を読み終わって…

とても素敵な本!
続編希望!

大田君の今後の生き方

1歳10ヶ月の鈴香

先輩家族

先輩の奥さんと両親の関係

大田和音のサックス

この本の登場人物、一人ひとりの将来の成長やストーリー楽しみになる。

他の作品も読んでみよう。
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by jabit0505 | 2017-09-17 17:39 | | Comments(0)

錆びた太陽

錆びた太陽

著者: 恩田陸

原発事故で汚染された地域を巡回するロボットたち。

戦争というのは、人的資源、物的資源、そして時間の凄まじい無駄遣いである。

戦争によって、人類の技術は飛躍的進化を遂げてきたのだと言う者もいる。

「やめる」選択肢をもちましょう。

政府には人生計画がなく、とにかく今目の前にカネが欲しいのだ。

生きている者が大事なのだ。

次世代・遠い世代のことを考えなさい。

この本が予言の書にならなければ良いと思う・・・

しかしながら今までの人間たちが行ってきた身勝手なツケをいつかは清算すべきときが来るのではないかとも思う。
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by jabit0505 | 2017-09-07 17:37 | | Comments(0)

絶対開運

絶対開運


著者:
遠藤裕行

徳を積む三つの方法

体施:体を使って人に施す

物施:物を人に施す。お金を人に施す。

法施(ほっせ):法を人に施す。教えを人に施す。

一日の仕事が始まるとき、「今日も法施の徳を積ませてください」と祈りましょう。

四つの魂をコントロールする御魂

荒魂:勇の機能で、前に進む力、耐え忍ぶ力。勇気、辛抱、忍耐。

和魂(にぎみたま):親の機能で親しみ交わる力。平和、親和、融和。

幸魂(さちみたま):愛の機能で、人を愛し育てる力。愛、思いやり。

奇魂(くしみたま):智の機能で、観察力、分析力、理解力。知性、真理探究。

何をするにも「御魂にとって良き影響を与えますように」という祈りの気持ちで行うこと。

御魂の人生は、徳積み人生そのもの。常に御魂の声を聞き、御魂のおもむくままの人生を目指しましょう。

人間の運勢は平等ではない。徳と劫が人によって違うから。

自分の役目・才能を知り果たすことがその人なりの幸せをつかむことになる。

どんなに良い運勢をもって生まれてきても役目通りに生きなければ自然に淘汰される。

自然淘汰・・とても素晴らしい響き。

人として幸せになることは自分の利ではなく徳を積むことに限ります。

開運するためには徳→才能→縁→実行

八つの縁の種類

赤い糸、黒い糸、白い糸、紫の糸、青い糸、緑の糸、黄色の糸、プラチナの糸、

今の私は黄色の糸にピンときた。
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by jabit0505 | 2017-08-17 17:30 | | Comments(0)

月の満ち欠け

著者: 佐藤正午

図書館の新書のページを見て題名に魅せられたので借りることにした本。

愛する人とまた逢うために何度も生まれ変わる。

今、結婚している夫婦やカップルの中で、そのように思う人と出逢った人は少ないのではないかと思う。

愛し合った期間は短くとも、そこまで人を愛することが出来たことが素晴らしい。

『神様がね、この世に誕生した最初の男女に、二種類の死に方を選ばせたの。
ひとつは樹木のように、死んで種子を残す、自分は死んでも、子孫を残す道。
もうひとつは、月のように、死んでも何回も生まれ変わる道。そういう伝説がある。
死の起源をめぐる有名な伝説。知らない?』

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by jabit0505 | 2017-07-26 17:35 | | Comments(0)

ナミヤ雑貨店の奇蹟

ナミヤ雑貨店の奇蹟

著者:東野圭吾

読みながら何度か特に後半、鳥肌がたった。

繋がりも素晴らしい。

全部繋がってはいるのだけれど5章に分かれていて読みやすいのでぜひとも読んでもらい作品。

第一章『たかがスポーツなのです。オリンピックといっても単なる大きな運動会に過ぎません。そんなもののために残り少ない恋人との時間をムダにするのはばかげています。』

全部の章、良かったけれど第四章の【黙禱はビートルズで】が好きだ。

何度も読みなおしたくなる素敵な作品だった。

本を読める時間があることに感謝。


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by jabit0505 | 2017-06-22 17:40 | | Comments(0)

墨龍賦

墨龍賦

著者:葉室麟

主人公は絵師の海北友松

たくさんの歴史上の人物が登場する。

始まりは明智光秀の重臣の斉藤内蔵助利光の娘のお福(春日の局)から。

本の中で、毛利元就のことを『今の覇者となった毛利元就は常の謀略を用い、ひとを陥れ、裏切らせて大をなしてきた。武士としての美しさには欠けるだろう。』

織田信長と明智光秀のことは『信長の非道に苦しむ民を救うため、明智さまは龍神となられるのだ。』

魔王信長と呼んでいる。

ただし『信長は覇王でしたが、美しきものがわかる男でした。信長とともに絢爛たる絵を作り上げていく永徳様の見事さに目を瞠る思いでした。されど新たな天下人のために書く永徳様の絵は見たいと思いません。』新たな天下人とは羽柴(豊臣)秀吉のこと。

葉室凛さんの書かれる時代小説は私の中にあるものと感じる部分が同じなのでいつも共感する。
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by jabit0505 | 2017-06-16 08:01 | | Comments(0)

著者: 三浦しをん

この方の本は、舟を編む、まほろ、神去なあなあ、小暮壮、天国旅行、などなど何冊か読破したけど、このような作品を初めて読んだ気がする。

明日死ぬことはないと信じ、愛情を信じ、罪を犯したものには罰が下されると信じ、死にも不幸にも意味があると信じる。

信じるふりをして生きる。

暴力はやってくるのではなく帰ってくるのだ。

自らをうみだした場所―日常のなかへ。

相思相愛って本当は難しいのかもしれない。
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by jabit0505 | 2017-05-11 08:30 | | Comments(0)