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グローバルアリーナ
2017年 12月 23日千年樹
2017年 12月 05日千年樹
著者: 荻原浩
>木はすべてを見ていた——。
ある町に、千年の時を生き続ける一本のくすの巨樹があった。千年という長い時間を生き続ける一本の巨樹の生と、その脇で繰り返される人間達の生と死のドラマが、時代を超えて交錯する。
『なぜ侍なんかがこの世にいるんだ。
いったいいつになったら戦がやむんだ。
誰がこんな世の中にしたんだ。
俺たちは何のために生まれてきだんだ。
何のために死ぬんだ。』
『青虫は嫌い、蝶は慈しむ。人間は傲慢だ。青虫は時が経てば蝶になる、
当たり前のことへ思いを馳せようともしない。人間自身が地上の緑をすべて食い尽くす、最大の害虫かもしれないのに。』■
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by jabit0505
| 2017-12-05 17:10
| 本
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